能代支援学校タゴール会 職員研修会
今年度の研修会は、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、参加者を本校職員に限定し、本校体育館で行いました。
今回は元本校校長で会長の斎藤孝先生を講師に迎え「教員に求められているもの」と題してご講義いただきました。
今年度本校の職員の平均年齢は40代前半と県内でもかなり若手が多い職場となっております。そのような年齢層の本校職員に対し、求めたい職員像を様々な角度からの話題で分かりやすくお話いただきました。
講演を拝聴しての職員の感想をいくつか紹介します。
生徒にすぐに伝えたい言葉がたくさんありました。中でも、「習慣が変わると運命が変わる」という言葉は、卒業を目の前にした生徒たちにとって大事な言葉であると感じました。目の前の生徒にとって何が必要なのか、教師として何をするべきなのかを改める考えるきっかけとなりました。ありがとうございました。
斎藤孝先生の御講話の中で、最も印象に残っていることは「授業改善のために~OJTのすすめ」でした。何か新しい力を身に付けるためには校外に出掛け、研修を受けなければいけないというイメージがありましたが、校内の素晴らしい力をもった人材を積極的に活用し、吸収しながら技量を上げる努力をしていきたいと思いました。
How、What、Whyについてのお話が印象的でした。普段の自分を振り返って考えると、Howの部分ばかりを考えがちだったことに気付きました。学校経営の一員であることを改めて自覚し、目的意識をもって日々の業務に当たりたいと思います。また、児童生徒への指導についても、「なぜ」そうするのか、理由が分かるように、丁寧な指導をしていきたいと感じました。具体例や図式を用いてのお話がとても分かりやすく、あっという間の1時間でした。ありがとうございました。
今回のご講演の概要について、斉藤先生が資料をまとめてくださいました。資料につきましては、こちらからご覧ください。
なお、斎藤孝先生は、令和2年の春の叙勲において、瑞宝小綬章を受賞されましたことをご報告いたします。