総合防災教室

 10月31日(火)総合防災教室を開催しました。

 始めに地震と火災を想定した避難訓練を行いました。今年度2回目の避難訓練でしたが、毎年定期的に繰り返しているため、放送が流れると自発的に身を守る行動をし、教師の話を聞いて落ち着いて避難することができました。

 避難訓練後は、小学部と中・高等部に分かれて防災について学びました。小学部ではイラストを見て「落ちてくる・倒れてくる・動いてくる」可能性のある危険箇所を探し、そこから離れて身を守ることを学びました。中・高等部では日本赤十字社秋田県支部から講師の方をお招きし、動画を見ながら災害時の危険箇所や身を守る方法等について学びました。

 その後、大館少年自然の家の方から災害時に役立つことを教えていただきました。小学部では新聞紙を使った紙食器作りを体験しました。折り紙のように新聞紙を折ることで簡単にカレー皿に似た形の紙食器を作ることができ、完成後は食べるまねをして実際の様子をイメージしていました。中・高等部では毛布を使った担架の作り方と搬送方法、ソロテントの組み立てを体験しました。毛布担架では自分たちで担架を作り、実際に乗ってみることで搬送される人の気持ちを感じることができました。ソロテントでは友達と協力しながらテントを組み立て、実際に中に入り避難所生活でのプライバシーの大切さも考えるよい機会となりました。

○中・高等部 防災講話         ○小学部 防災学習

  

○小学部 紙食器作り体験

   

○中・高等部 毛布担架体験

○中・高等部 ソロテント組み立て体験