進路だより〈第9弾〉高等部 作業学習の取り組み~8月の販売会と校外での学習~

進路情報コーナー「進路だより」<第9弾>

高等部「作業学習の取組 ~8月の販売会と校外での学習~」

高等部では火曜日と木曜日にそれぞれ4時間ずつ作業学習を設定しています。コロナ禍には地域での製品販売会などを縮小していましたが、少しずつ地域での活動を増やすことができてきました。今後も校内の学習と地域での活動の充実を図っていきます。

今回は8月の販売会や校外学習を実施した班の様子を紹介します。

作業学習

・作業学習は「各教科等を合わせた指導」の一つで、中学部の「職業・家庭」、高等部の「職業」及び「家庭」等の内容だけでなく、各教科等の広範囲の内容が取り扱われます。作業学習は、作業活動を学習活動の中心にしながら、生徒の働く意欲を培い、将来の職業生活や社会自立に必要な事柄を総合的に学ぶものです。

縫製班

8月27日(火)に、道の駅ふたついで作業学習製品販売会を行いました。草木染めのコースターやきんちゃく袋、新製品のシュパットバッグを販売しました。館内をまわって呼び込み活動を行い、たくさんのお客様に購入していただきました。

 

農園芸班

8月29日(木)に向能代地域に梨(幸水)のリヤカー販売を行いました。昨年度からスタートした販売活動ですが、事前のチラシ配付の効果もあり、たくさんのお客さんに買っていただきました。

総合サービス班

8月29日(木)、総合サービス班では、実際のカフェの雰囲気や接客などについて理解を深めるために、ナガハマコーヒー能代店に校外学習に行きました。「優しい接客で利用しやすい雰囲気だった」、「商品の説明が工夫されていて分かりやすかった」など、今後の木曜カフェ営業の参考になる学びがたくさんありました。

「木曜カフェ」(総合サービス班)

校外の店舗の協力を得て模擬の喫茶店営業を行い、接遇マナーや事務処理能力、自ら考え行動する力などの向上を目指しています。7月から2月までの間に、地域の施設や店舗、校内での営業を予定しています。